ファッショントレンドは社会現象の反映といわれます。
ソーシャルメディアの出現により、人間関係の構築や交流の仕方が急激に変化したことは皆様も実感されていると思います。
そしてコロナパンデミックはこの変化を急加速させました。
社会に対し自分を表現するために必要不可欠なファッションも明らかに影響を受けました。
人々は、ファッションで自分を表現する機会が減少すると、バーチャルな手段で表現しようとしました。
しかし、SNSへの投稿やオンラインでのミーティングや交流のためだけに、人々は新しい服を買おうとしたでしょうか?
そこで注目されつつあるのがデジタルファッション。
デジタル版の服を購入して、後になって実際の物理的な商品を注文するかどうかを決めるという方法です。
長年にわたって繊維製品は、リサイクル利用はされても、最終的には破棄されてきました。
この点において多くのアパレルブランドは、持続可能性に特に焦点を当てながら、テクノロジーを活かし、再生可能、持続可能になるように素材の見直しや販売方法において革新的な取組を開始するようになりました。
さらにこの業界に新たな付加価値を与えている企業の中に、クロアチアを拠点とする非接触・サイバーファッションのデジタルファッションブランド「Tribute Brand 」があります。
創設者のGala Marija Vrbanicは、
「デジタル衣料は未来を象徴するものであり、単なるトレンドではないと信じています。」
「さらに、私たちは、お客様に無制限にさまざまなスタイルを試せる可能性を提供するとともに、製造を行わないため、環境への廃棄物の影響はゼロにすることができるのです。」
SNSでの自己表現に、「Tribute Brand 」のようなデジタルファッションを利用する方々は年々増加しています。
また、提供側も1つのデザインのダウンロード可能数を制限することで、そのファッションの希少価値を失わないようにしており、そこにデジタルでもオートクチュール並みの付加価値が生まれるようにしているのです。
テクノロジーが生み出す持続可能性的側面は、ファッションに限らず、あらゆる産業において、重要なアプローチです。
デジタルファッションで活用されているテクノロジーは、既存のアパレルブランド、アパレルメーカーのみならず、メディアや映画の撮影シーンなど新たなマーケットやサスティナビリティに対する取組みで大いに活かせる可能性を含んでいるといえます。
是非、一度Trustedを通じて、これらテクノロジーを覗いてみてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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